NEDO:「太陽光発電開発戦略2020」を公表

今日は、ネットのニュースからちょっと気になるものをピックアップしてみます。

新エネルギー・産業技術総合機構(NEDO)が「太陽光発電開発戦略2020(NEDO PV Challenge2020)」を策定し公開したと記事が伝えています。
https://news.mynavi.jp/article/20210107-1623551/

太陽光発電開発戦略 2020はこちら。
https://www.nedo.go.jp/content/100926249.pdf

近年、太陽光発電の固定価格買取制度(FIT)を利用した、太陽電池モジュールの大量導入が行われましたが、固定価格での買取期間が10年間と定められていることからFIT制度が終了していくことや、「エネルギー基本計画」において再生可能エネルギーの主力電源化が言及されたことなど、太陽光発電を取り巻く状況に急速な変化が生じています。
このような変化に応じ、太陽光発電の大量導入社会の実現のための課題を抽出するとともに、技術開発の方向性を示すために「太陽光発電開発戦略2020」が策定されたそうです。

さて、知財の面から、太陽光発電を見てみます。
J-Platpatで、FI=H02J3/38,130で検索すると、4,771件もの特許出願が検索されます。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/p0100

FIとは、ファイルインデックスの略で、特許庁が公報の分類のために付与した記号です。
H02J3/38,130は、「・・・・太陽エネルギー,例.太陽光発電エネルギー」を示しています。

検索件数が3,000件を超えたので、このままでは、個々の公報を見ることはできませんが、他の文言等で絞り込むことで、太陽光発電に関する発明をチェックすることができます。

例えば、太陽光パネルメーカーの会社名で絞り込むことによって、その会社がどのような特許を持っているかを調べることができます。

特許公報の検索は慣れないと、なかなか億劫なものですが、興味のある技術分野を検索してみると、新たなアイデアのヒントやアライアンスを組めそうな企業が見つかるかもしれません。

さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com

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