ゴム報知新聞は、三重県四日市市の鈴鹿エンヂニヤリングが、昨年(2015年)11月に、三重県津市に本店を置く百五銀行と「知財ビジネス評価書」を融資判断の材料とした融資契約を締結したと報じています。
http://www.posty.co.jp/np/atcl/?id=1454980981-582670
記事では、”「知財ビジネス評価書」による同社保有特許の経済価値評価を根拠に”融資契約を結んでいるそうで、長年の技術開発で取得してきた特許等の知的財産が融資に結びついたようです。
特許庁では、昨年から「知財金融促進事業」として中小企業の知的財産の価値を「見える化」することで、金融機関からの融資につなげるための取組みを本格的に開始しており、百五銀行もその取り組むに参画しているそうです。
「中小企業を知的財産の観点から評価する金融促進支援」のウェブサイトはこちら。
http://chizai-kinyu.jp
ベンチャー企業や中小企業が持つ素晴らしい知的財産を評価し、地元の銀行から融資を受けビジネスが発展していく仕組み、試みを弁理士の立場からも応援していきたいと思います。
さわべ特許事務所
http://sawabe-pat.com