三菱電機が「2020年度 第51回 日本溶接協会賞」(日本溶接協会)の「溶接注目発明賞(第36回)」の受賞を発表したと記事が伝えています。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/10598/
この記事で「溶接注目発明賞」の存在を初めて知りました。
三菱電機のニュースリリースはこちらです。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2021/0607.html
「家庭用エコキュート」の貯湯タンクの製造する際の溶接で、製品の強度・耐食性を飛躍的に向上させる新工法だそうです。
「薄板部材の溶接方法およびその溶接方法を用いた缶体の製造方法」(特許 第5417349号)
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-5417349/16F8DBA165770946371C5E0C5870DFFAA214C081DC20C12486D6C90DB628F517/15/ja
特許を取得したうえに、「溶接注目発明賞」で日本国特許庁に登録された溶接・接合に関わる発明で特に「注目に値すると認められる特許発明」と認められることで、注目度もアップするのではないでしょうか。
権利範囲も溶接方法についてのシンプルな構成ですので、「家庭用エコキュート」以外の他社の製品で活用するためのライセンスの申し込みもあるのかもしれませんね。
さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com