事例紹介:竹中工務店の免震技術

本日は、日本弁理士会関西会のウェブページに掲載されている「事例紹介」を紹介します。

「株式会社竹中工務店」の免震技術の記事が、今年(2021年)2月24日に掲載されています。
http://www.kjpaa.jp/aboutus/case/takenakakomuten

1980年代の初めから研究開発を進め、1987年に自社の社員寮で同社初の免震建物を竣工し、その後の技術開発の末、免震建物の実績が国内ナンバーワンとなったそうです。

同社の免震技術は、既存の建物にも応用され、「通天閣」のタワーの脚を切断し免震部材を挿入することによって、免震化を図っているそうです。

もちろん、この技術についても、「既存構造物の免震化方法」(特許6383532)として権利化されています。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-6383532/E5E554E8F1502C5C493D1A71597D7F1F65A742406E341D95C2784FFDEA29F60C/15/ja

OBP(大阪ビジネスパーク)やパナソニックスタジアム吹田等の免震化についても説明がされており、免震技術の知識をゲットできます。

知的財産部の取り組みについてのインタビューもあり、社内で知的財産についての取り組みを考えるうえでもヒントが得られると思います。

日本弁理士会関西会のウェブページには、精力的に取材された事例紹介が掲載されていますので、自社の知的財産に関するヒントを得たいときには、チェックしてみてはいかがでしょうか。
http://www.kjpaa.jp/aboutus/case

さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com

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