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花王:界面制御技術でドローン農薬散布の課題に挑む

花王は、ドローン用農薬展着剤の販売を中国で開始したと記事が伝えています。
https://news.mynavi.jp/article/20211014-2141190/

花王のニュースリリースはこちらです。
https://www.kao.com/jp/corporate/news/business-finance/2021/20210913-003/

ドローンによる農薬散布において、散布対象以外に農薬が飛散するという課題を“ドリフト問題”というとは、初めて知りましたが、花王は、その課題を農薬に機能性展着剤を添加することによって解決しようとしています。

農薬に機能性展着剤を添加すると、農薬が対象作物以外に散布されることを防ぎ、農薬の蒸発も抑制するようです。

ドローンで農薬を散布するという技術が開発されなければ、このような課題が生じることもないのですが、近年は、ドローンでの農薬散布によって大幅な省力化が行われ、さらにその効率を上げるために、新たな課題が発見されて、それを解決する技術が発明されていくという好循環が起こり、技術の発展による、よりよい世界の実現が具現化されていますね。

この技術は、減農薬の効果もあるため、ESGへの貢献も期待されるとされています。

※ESG:持続可能な世界の実現のために、企業の長期的成長に重要な環境(E)・社会(S)・カバナンス(G)の3つの観点。

さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com

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