科学技術振興機構(JST)の理事長記者説明会

科学技術振興機構(JST)の理事長記者説明会で「新事業創出支援プログラム(SUCCESS)」の成果が発表されたと記事が伝えています。
https://news.mynavi.jp/article/20210125-1666846/

説明資料はこちら。
https://www.jst.go.jp/pdf/pc202101_1.pdf

ムーンショット型研究開発制度における新目標の検討と、「新事業創出支援プログラム(SUCCESS)」が説明されています。

「ムーンショット型研究開発制度」は、初めて聞く言葉ですが、内閣府のウェブページに説明がありました。
”ムーンショット型研究開発制度は、我が国発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発(ムーンショット)を推進する新たな制度です。”ということです。
https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/index.html

課題として21件が採択されています。
2050年や2040年を見据えており、すぐには解決できないでしょうが、社会のあり方を変える課題です。

もう1つの「新事業創出支援プログラム(SUCCESS)」では、成功事例として、メディカルデータカード株式会社が紹介されています。
メディカルデータカード株式会社は、健康・医療情報を自分自身で一元的に管理するサービス「MeDaCa」を提供し、2020年10月から中部電力グループ企業となってExit済みということです。

MeDaCa
https://www.medaca.co.jp

「新事業創出支援プログラム(SUCCESS)」をはじめ、イノベーションを起こすための支援の仕組みは、さまざまありますので、技術開発企業は、そのようなプログラムを利用してみてはいかがでしょうか。
自社に新たな技術を取り入れたい企業も、このようなプログラムに採択されている会社をチェックしてみてもよいと思います。

さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です