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東大:人工衛星の観測情報活用で天気予報の精度向上

東大と日本気象協会は、人工衛星で観測された大気中の水蒸気同位体の比率から気温や風速の予測精度を改善できることを実証したと発表したと記事が伝えています。
https://jp.techcrunch.com/2021/09/15/jwa-tokyo-univ-heavy-vapor/

東大の記者発表はこちらです。
https://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/news/3652/

記事では、東大が2014年に発表した、重水素や質量数18の酸素を含む重い水蒸気と、通常の軽い水蒸気との比率の実測値と、大気大循環(地球規模の大気の循環)モデルを使ったシミュレーションによる推定とを組み合わせること(データ同化)で、気象予測の精度が向上するという理論について、今回、実測データを入手しデータ同化を行うことによって、実際に気象に関連する数値の解析精度が向上していることが実証されたとのことです。

前日のブログとも共通しますが、机上で考案した理論に対し、実データ入手や技術の発展による実施方法を得ることによって理論が証明され、実生活に役立つ技術が世の中に生み出されていくのですね。

また、実データでの検証や人がシステムを使うことによって、新たな知見や課題が生まれ、それらに基づくアイデアが生まれることによって、さらに世の中がよりよくなっていくのだと思います。

さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com

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