東北大:AIを用いてイスの座り具合から腰痛発生を高精度に予測する技術を開発

先月、JINSのココロとカラダを可視化する「センサー付きメガネ」をブログ記事にしましたが、今回は、東北大がAIを用いてイスの座り具合から腰痛発生を高精度に予測する技術を開発したと記事が伝えています。
https://news.mynavi.jp/article/20211020-2164984/

東北大学のプレスリリースは、こちらです。
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2021/10/press20211019-01-chair.html

プレスリリースによれば、腰痛発生予測技術は、荷重センサを装着したオフィスチェアに座っているときの荷重変化の信号をAI解析し、姿勢の固定化を防ぐ細かい動きの共通パターンを発見し、そのパターンが発現しないと、腰痛悪化が高確率で起こることを発見したそうです。

この技術に対応する特許出願は、こちらのようです。
再表2018/070389
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-2018-070389/90EDCA3B22DF7499B7C69CD7A76AB193C9B6A91474EF9203AF235877478D4411/19/ja

腰痛に関する悩みを解決するために、このようなさまざまな技術が開発されていますが、今回の荷重センサを持つ椅子と、前回のセンサ付きメガネのように、さまざまなデータが取得できる環境が整ってきていますので、今後は、それらのデータを統合して多角的な情報として、さらに制度の高い判断が求められるようになるのかもしれませんね。

さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です