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京セラ:「動かないボタン、でも押すとカチッ」を開発

京セラが、指で押してもボタンそのものは動かないのに、「カチッ」と押したように感じられる触覚伝達の技術をさまざまな操作ボタンに展開すると発表したと記事が伝えています。
https://www.asahi.com/articles/ASPC86RV1PC8PLZB00F.html?pn=4&unlock=1#continuehere

京セラのプレスリリースはこちらです。
https://www.atpress.ne.jp/news/283801

京セラは、リアルで多彩な触感を再現する触覚伝達技術「HAPTIVITY(R)」と、電子部品を搭載した基板を3 D射出成形でカプセル化するTactoTek社の技術「IMSE(TM)」を融合させた複合技術「HAPTIVITY(R)i」を開発したそうです。

「HAPTIVITY(R)」は、圧電素子を活用することで、パネルやディスプレイを指でタッチした感圧で微細な振動を発生させ、リアルな触感を実現する技術だそうで、「IMSE(TM)」を融合させることによって、凸凹のない操作ボタンを実現できるそうです。

操作ボタンが一体に成形されていれば、ボタンの隙間が存在せず、除菌も楽になり、医療機器での活用が見込まれそうですね。

京セラの特許を検索すると、「触覚振動発生装置」の出願が見つかりました。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-2021-122822/A1C9751E6194A301754970739B740C94F0E651EA6A989676534B336B6786FC4A/11/ja

共同開発を見据え、自社の技術を出願し、権利化を目指す姿勢は、多くの中小企業の方々にも参考にしていただきたいと思います。

さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com

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