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チャレナジー:プロペラない風車で発電

東京のベンチャー企業「チャレナジー」が開発した、プロペラがない風力発電機「マグナス式風車」がフィリピン北部に設置されたと記事が伝えています。
https://www.asahi.com/articles/ASPD85GKHPCLULBJ01J.html

チャレナジーのリリース記事はこちらです。
https://challenergy.com/2021/08/26/4304ms-2-2/

垂直軸型マグナス式風力発電機は、下記のような特徴があるそうです。
・風速40m/秒まで安定的に発電できる(一般的な風力発電機は、風速25m/秒を超える場合停止)。
・垂直軸採用であらゆる風向に対応できる。
・一般的な風力発電機より低回転のため、騒音やバードストライクなどの周辺環境への影響の軽減が期待できる。  

J-PlatPatで特許出願を確認すると、2012年に最初の出願がなされ、現時点では、9件の特許出願が検索できました。

そのうちの1件、マグナス式推力発生装置(PCT/JP2016/069000)は、PCT国際出願がなされ、日本を初めとして、欧州、米国、中国、カナダと権利化され、他にも多くの国に国内移行されているようです。

もちろん、フィリピンにも国内移行されていました。

海外での展開を見据えた、知財取得が戦略的になされている好例ですし、これからますます注目される再生可能エネルギー分野の活躍が期待できるのではないでしょうか。

さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com

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