心筋梗塞治療を専門とする医師が起業し、VRを活用したリハビリテーション機器を開発していると記事は伝えています。
https://newswitch.jp/p/12547
近年、VRを活用したゲームは、展示会で発表されていることも多く、その様子がTVでよく紹介されています。
この記事で紹介されているリハビリテーション機器は、リハビリテーションにVRゲームを使用するだけでなく、ユーザのリハビリテーション能力を定量化する点に対し新規性、進歩性を認められ、特許されているそうです。
特許番号:特許第6200615号
出願日:平成29年4月25日(2017.4.25)
登録日:平成29年9月1日(2017.9.1)
発明の名称:リハビリテーション支援システム、リハビリテーション支援方法およびリハビリテーション支援プログラム
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/PU/JPB_6200615/E52DDD4EBD3F3F4AB9E509B5995C9A91
本願は、昨年4月下旬に出願され、早期審査制度を利用して、約4ヶ月後の9月はじめに登録されていますね。
VRゲーム×リハビリテーション×定量化
このように、従来ある技術に新たな視点を加えることによって課題が明確になり、システム化することによって、その課題を解決することができる、または、従来にない顕著な効果が生じれば、特許される可能性は高くなります。
貴社でも、独自のコンセプトや自社技術の強みを特許出願し、特許権とすることによって、社内外にアピールしてはいかがでしょうか。
さわべ特許事務所
http://sawabe-pat.com/