特許庁:IoT特許をさらに12分類に詳細化 – 弁理士さわべゆみこブログ – さわべ特許事務所

本ブログで、以前「特許庁:IoT関連技術の特許分類を新設」と(その後)をお伝えしました。
http://47923497.at.webry.info/201611/article_1.html
http://47923497.at.webry.info/201705/article_4.html

しかし、IoT関連技術の特許分類「ZIT」は、広域ファセットで、FIの全範囲あるいは所定の範囲にわたって付与されるため、技術分野が多岐に渡り、特定の分野について調べるには、さらに絞り込む必要がありました。

その不便さを解消するために、特許分類「ZIT」を事業分野ごとの細分化した分類が定めらされ、該当する公報に順次付与されていることを記事は伝えています。
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/170616/cpd1706160500006-n1.htm

特許庁のリリースはこちら。
https://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/iot_bunrui_saibunka.htm

細分化した分類は、12種類で、分類記号は下記に示されています。
https://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/iot_bunrui_tikuseki.htm

特許情報プラットフォームJ-PlatPatの「特許・実用新案分類検索」の「検索式(必須)」に例えば「ZJR」(・ロジスティックス用,例.倉庫,積み荷,配達または輸送)を入力して検索すると、下記のような一覧(画面の一部のスクリーンショットです)が表示されます。スクリーンショット 2017-06-23 14
これから検索できる公報も増えていくと思いますので、気になる分野を定点観測すると、新しいアイデアのヒントが得られるかもしれませんね。

さわべ特許事務所
http://sawabe-pat.com

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