九州大学を初めとする、九州の8つの大学が特許全分野について他校の共同研究企業にも特許を紹介し、自校の特許の事業化を促すそうです。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB16H87_X11C15A0MM0000/
既に大学との共同研究を実施している企業にとっては、それまでの大学との共同研究でノウハウが蓄積されていると思いますので、他の大学との新たに共同研究を開始するハードルは、経験のない企業より低そうですね。
先日ノーベル賞を受賞された、大村智先生も産学連携によって研修費を賄われたことが話題となっていましたが、企業にとっても自社の課題を解決する方法を自社開発での膨大な時間や費用をかけず、導入できる可能性があるのですから、大学の保有する技術、特許に注目してみてはいかがでしょうか。
大学の保有する特許を紹介するページとして、九州大学関連のTLOである、株式会社産学連携機構九州のウェブサイトがありましたので、ご紹介します。
https://www.k-uip.co.jp/project/license/patent
大学がどのような技術を研究しているのかを知ることができますし、共同研究しないまでも自社開発のヒントが得られるかもしれません。
さわべ特許事務所
http://sawabe-pat.com