2021年7月3日午前中に発生した、熱海での土石流の映像は、衝撃的なものでした。
このような自然災害の一端を観測できる人工衛星(GPM主衛星)がJAXAによって開発され、運用されています。
https://news.mynavi.jp/article/kinmirai-technology-kenbunroku-7/
GPM主衛星は、日本が開発した二周波降水レーダ(DPR)と米国が開発したマイクロ波放射計(GMI)が搭載された人工衛星で、DPRは、Ka帯とKu帯という2種類の周波数の電波を宇宙から雨や雪に照射することで、降水の分布を立体的に観測することができるそうです。
GPM主衛星の詳細はこちらです。
https://www.satnavi.jaxa.jp/project/gpm/
2014年2月28日に打ち上げられています。
このような技術と、雨が降っている地域の地盤などの情報を使うことによって、将来、土石流の予測ができるようになることを切に願います。
さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com