独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が推進する「未踏事業」をご存知ですか。
「未踏事業」とは、ITを活用して世の中を変えていくような、日本の天才的なクリエータを発掘し育てるための事業だそうです。
未踏:まだ足をふみ入れないこと。実地に歩いてみないこと。(広辞苑 第7版)
https://www.ipa.go.jp/jinzai/mitou/outline.html
具体的には、若者(25歳未満)が、自由な発想で、自分の作りたいプログラム等のソフトウェア関連分野でのイノベーションをテーマとして応募し、採択されると、委託契約を結び、費用を貰いながら、プログラムの開発ができるというものです。
成果物の知的財産権は、開発者に帰属するため、開発したプログラムをもとに起業することも可能なようです。
また、PM(プロジェクトマネージャー)が採択にかかわることで、優れたクリエータを発掘し、PMからの指導・助言を受けることによって、クリエータを育成していくという事業ということで、学生の方々にとっても、得難い経験ができるプロジェクトではないでしょうか。
企業の方々にとっても、開発成果情報が公開されていますので、素晴らしいアイデアがどのように形になっているのかをチェックすることで、自社事業へのヒントを得たり、自社事業との協業が生まれたりするかもしれません。
https://jinzaiipedia.ipa.go.jp/mitou_ipedia/
さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com