ElectronicArts:障害者支援の技術特許5件を無料開放

米国企業である、Electronic Arts(エレクトロニック・アーツ社)が障害者でもゲームを遊びやすくする技術の特許5件を無料開放したと記事が伝えています。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2108/25/news110.html

エレクトロニック・アーツ社のホームページはこちらです。
https://www.ea.com/ja-jp

エレクトロニック・アーツ社は、サッカーやアイスホッケー、F1のようなスポーツ系のゲームやシューティングゲームに強いゲーム会社ですね。

特許の無料開放に関するニュースリリースはこちらです。
https://www.ea.com/ja-jp/news/using-our-patents-to-drive-positive-play

開放された特許の1つには、レンダリングされたフレームの領域ごとのコントラスト比を自動検出し、基準値より低いコントラスト比がある部分を基準値や閾値に合うように更新する技術です。

US 10,878,540
https://patents.google.com/patent/US10878540B1/en?oq=US+10%2c878%2c540+

エレクトロニック・アーツ社のように、ゲームプログラムでのさまざまな課題を解決する特許を取得しておくことによって、他社の特許によって自社のゲームの提供等が妨げられることをなくすことができるとともに、このように、自社が適切だと判断するタイミングで、同業社を含めた他社が実施することを許諾することができます。

自社が研究開発した技術について、自社および他社の実施をコントロールすることができることになるわけです。

さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com

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