ソフトバンクと東京海洋大学は、水中の遠隔操作ロボットを光無線通信でリアルタイムに制御する実証実験成功を発表したと記事が伝えています。
https://japan.cnet.com/article/35178439/
ソフトバンクのプレスリリースはこちらです。
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2021/20211022_01/
共同プレスリリースはこちらです。
https://www.kaiyodai.ac.jp/topics/img/47e4607781bdd7756122a2facf152fae_2.pdf
既存の無線通信技術では、水中では電波がほとんど透過しないため利用できないという課題があり、それを解決するために、音波、さらには、大容量・低遅延の可視光を使用した無線通信技術の研究が進められてきたそうです。
高出力で遠方まで光を照射するには、ビーム幅の狭いレーザー光を利用する必要があるため、送信機と受信機の光軸を正確に一致させるという、新たに生じた課題を解決するための技術を開発し、その実証実験に成功したとのことです。
海底ケーブルは、なぜかサメがカジカジして切れてしまうことがあると聞きましたので、無線で通信できれば、その問題も解決し、海中や海底でのロボット等も活用も進みそうですね。
さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com