JINSが、センサー付きのメガネ「JINS MEME(ジンズ ミーム)」を2021年10月14日から販売すると記事が伝えています。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/11375/
JINSのプレスリリースはこちらです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000027384.html
JINSのウェブページ:ココロとカラダのセルフケアメガネ
https://jinsmeme.com
JINS MEMEは、2015年11月に誕生した、独自のテクノロジーによりココロとカラダを可視化する「世界初、自分を見るアイウエア」で、「まばたきや視線移動を計測するJINSが独自に開発した3点式眼電位センサーでココロの状態を捉え、カラダの動きを計測する6軸モーションセンサーでカラダの状態を捉えてアプリで可視化できる」という特徴があるそうですが、今回は、その次世代機が発売されるそうです。
初代機は、その重さに課題があったようですが、技術の発達により、その課題も解決され、次世代機の発売となったようです。
特許出願を見てみると、対象者の姿勢から消費カロリーを算出する技術やユーザの瞑想状態について客観的な指標を提供する技術等が出願されています。
情報処理方法、プログラム及び情報処理装置(特開2017-169985)
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-2017-169985/3618958917267292142395C8DAD6375FA778C4A6708E33AC0AD2FF879351E775/11/ja
情報処理方法、情報処理装置及びプログラム(特開2017-185076)
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-2017-185076/003D67CE059C9747C4CB3606C0E85BADC1C2E16830B430A5CA2D5766160BA198/11/ja
このようなメガネを用いたヘルスケアのアイデアは、当初は技術的な課題が存在していたとしても、技術が発達すれば、解決するものも多いと思います。
やはり最初のコンセプトが重要で、そのコンセプトを守ることができる特許出願をして権利化し、研究開発を続けることによって技術が発達し、事業が大きく花開くことになるのではないでしょうか。
さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com