少し前ですが、HONDAが技術ライセンス提供の窓口Webサイトを設置したと記事が伝えています。
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2104/07/news044.html
HONDAのWebサイトはこちらです。
https://www.honda.co.jp/license/technology/
Webサイトでは、HONDAのテクノロジー活用の考え方、技術一覧、製品化の流れ、開発ストーリー、製品事例が紹介されており、ライセンス契約のイメージが具体的に掴めるように構成されています。
また、ライセンス対象である技術も、下記のような、さまざまな製品に使えそうな汎用的な技術であり、それぞれの技術について、図やイラスト入りで説明されているため、具体的な製品のアイデアが広がります。
・ウイルスや花粉に強い布地 抗ウイルス・抗アレル物質加工布地「アレルクリーンプラス」
・井戸のない土地でも飲水を 電機・水ポンプのエンジン排熱を利用した「蒸留水生成装置」
・一度に多くの声を聞き分ける ロボット聴覚「HARK」
その他、計10件が公開されています。
先端的な技術を開発した企業は、ベンチャー企業であっても大企業であっても、その技術を求める企業と協業して新たな価値を生み出すことがこれからますます増えていきそうです。
他社との協業を考えるうえでも、自社の技術の輪郭は、きちんと把握しておく必要がありますね。
さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com