特許庁から特許出願等統計速報(令和2年9月~令和3年2月)が発表されています。
https://www.jpo.go.jp/resources/statistics/syutugan_toukei_sokuho/document/index/202102_sokuho.pdf
この速報では、R2.1~12 (R2年累計)の出願数も発表されており、注目です。
特許 :288,472
実用新案 : 6,018
意匠(国内分) : 28,766
商標(国内分) : 163,148
特許出願は、近年徐々に減少していましたが、昨年は30万件を大きく割り込み、前年307,969から6.3%のマイナスとなっています。
実用新案登録出願は、前年5,241から増えて、14.8%増加しています。
実用新案権で保護されるのは、物品の形状等ですので、新型コロナウィルスに関連して、マスクやフェースシールドの考案の出願が増えているようです。
意匠出願、商標出願も前年度から2.2%,4.8%のマイナスになっています。
出願数が大幅に減っているは、やはりコロナによって事業活動が多少なりとも停滞しているからでしょうか。
このような出願数の低下も影響してか、2022年から特許料が引き上げられるようです。
https://newswitch.jp/p/26849
さわべ特許事務所
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