東京国立博物館とNHKが、8K技術を使った共同研究「みんなの8K文化財」プロジェクトの発足を発表したと記事が伝えています。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/09883/
番組紹介ページはこちら。
https://www4.nhk.or.jp/P6741/
コロナ禍で、美術館にもなかなか行けない日常が続いています。
そのような日常の不便さを、多くの人々によって開発された技術がサポートし補ってくれています。
新たな技術によって普通に美術館を訪れて肉眼で観る場合よりも、間近でより精彩にゆっくりと裏側や内部まで観ることができるという、多くの付加価値も得られるようです。
自由に、文化や芸術、エンターテイメントが楽しめなくなったことによって、改めて文化や芸術、エンターテイメントの重要性を感じている今日この頃ですが、このような技術によって、どのような環境であっても、観たいもの聴きたいものに触れることができる可能性が広がることは嬉しい限りです。
特許出願についてチェックしてみると、
出願人:日本放送協会の特許出願(特開2021-052306)が検索できました。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-2021-052306/39EA8EBC3B45276D53F47AF58A1FE1FE0B16B135D40E352DA3CCE6D0572AB26B/11/ja
特許出願することによって、新たな技術を公開して、さらに新たな技術を生み出すことを促すことも、特許法の目指すところになります。
さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com