昨日(2021年3月11日)のブログの最後に、「災害も含め、さまざまな困難が降りかかってきますが、人類にはそれを1つ1つ解決できる知恵があると信じています。」と書きましたが、実際に多くの発明が生み出されています。
特許情報プラットフォームJ-Platpatで、要約に「津波」または「地震」を含み、本文に「東日本大震災」を含む条件で検索すると、478件の公報が検索されました。
直近に公開された公報の1つは、「洪水・津波用車両浮上袋」という発明で、自動車で外出中に津波・洪水の情報をキャッチした場合に、自動車に備え付けたE字形の浮上袋を取り出し自動車に装着して膨らませて、津波・洪水が自動車を水面上に浮上させ安全に避難するためのシート状の車両浮上袋を提供する発明だそうです。
大きな災害を目の当たりにし、人命を守ろうとする、さまざまな工夫が多くの人・企業によって生み出されています。
このように、特許出願をすることによって、公報として公開されますので、同じ思いを持つ企業の目に留まり、協業することによって、その発明が早期に実装されるかもしれません。
さわべ特許事務所
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