お世話になっている、弁護士の服部謙太朗先生から、「知的財産権訴訟要論(特許編)/(不正競業・商標編)」(竹田稔先生・松任谷優子先生著)を献本していただきました。
ありがとうございます!
これらの本は、弁理士受験生にはおなじみの竹田稔先生著の「知的財産権侵害要論」が改題されたもので、私も受験生時代に大変お世話になりました。
弁理士試験では、特許法や意匠法、商標法の条文を覚えなければいけませんが、条文自体は判断の基準となる文言ですので、文言の意味はわかるのですが味気なく、具体的にどのように実際の事件で適用されるのかは、条文からだけではわかりません。
そのようななかで、「知的財産権侵害要論」を読むと、条文がどのように解釈され、実際の裁判でどのように判断されるのかを知ることができ、また竹田先生の深い知見も示されているので、条文に対する理解が深まり、自分でもどのように考えたら良いかが少しずつ身についたように思います。
今回、献本いただいた本は2冊で、ボリュームも大幅にアップしています。
改正法に対応した情報が網羅されているそうです。
これから、竹田稔先生・松任谷優子先生の詳細な解説を読ませていただき、近年の裁判所の判断をキャッチアップして、実務に活かしていきたいと思います。
さわべ特許事務所
http://sawabe-pat.com/