昨年(2020年)11月になりますが、経済産業省のニュースリリースで画像の意匠がはじめて登録されたとの発表がありました。
https://www.meti.go.jp/press/2020/11/20201109002/20201109002.html
意匠登録第1672383号「車両情報表示用画像」(株式会社小糸製作所)の公報URL
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/DE/JP-2020-006660/5BC4B95C8867D3B39C13193084911582C544089ABFFF7A7AE4BCAF5304F00C44/30/ja
自動車を運転している際に、バイクや自転車の存在を示す、このような表示用画像が道路上に映し出されれば、視認性は格段にアップしますし、自動車の運転支援システムと連携すれば、さらに事故を未然に防げそうです。
画像の意匠では、ディスプレイに表示する画像が一般的だと思いますが、このように道路や壁に映し出す画像についても、意匠権が認められますので、このような視点でも自社技術を再点検してみてはいかがでしょうか。
また、既に登録された意匠を利用するような技術を創造し、意匠権者とコラボする道も考えられます。
そのような自社技術の権利化のヒントになるような情報も日々お伝えしたいと思います。
さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com