米インテュイティブサージカル社は、手術支援ロボット「ダビンチ」を開発、1999年に発売し、世界市場をリードしてきたと記事が伝えています。
https://www.sankeibiz.jp/business/news/210527/bsc2105270600010-n1.htm
インテュイティブサージカル社のウェブページはこちらです。
https://www.intuitive.com/ja-jp
ウェブページによれば、ダビンチ手術を受けた患者さんは、世界で720万人以上(2019年末時点)で、世界で5,500台以上のダビンチサージカルシステムが稼働しているそうです。
商標については、米国での登録状況ですが、一覧が公開されています。
https://www.intuitive.com/en-us/about-us/company/legal/trademarks
また、特許についても、どの製品にその特許が使用されているかを含め、公開されています。
https://www.intuitive.com/en-us/about-us/company/legal/patent-notice
記事にもあるように、特許権の存続期間が満了して消滅しているものもあるようですが、同じ製品に対し、次々と特許出願し、新たに改良、改善された技術で特許を取得することによって、製品自体は守られているようです。
1度特許出願をしたら、お終いではなく、その後に続く、技術開発や新たなアイデアについても、きちんとフォローして権利化していくことによって、インテュイティブサージカル社のような、特許群で、自社事業を守っていくことができると思います。
最初の特許出願のあとに、なにもフォローしていない場合は、改めて特許出願した内容を確認し、一度見直しをしてみてはいかがでしょうか。
さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com