産学連携:京セラと長崎大がエナジーハーベスト型スマートブイを開発

京セラと長崎大は、長崎大学の潮流発電技術と京セラのIoT関連技術によって、さまざまな海洋データを収集できる「エナジーハーベスト型スマートブイ」の開発を発表したと記事が伝えています。
https://news.mynavi.jp/article/20210715-1922321/

京セラのニュースリリースはこちらです。
https://www.kyocera.co.jp/news/2021/0702_nukc.html

海洋ゴミなどの海洋汚染や海水温上昇などの気象変動等の海の状況を知るためには、広い海に配置するセンサへの安定的な電源の供給が課題だったわけですが、その課題を潮流発電技術で解決することによって、「エナジーハーベスト型スマートブイ」が生まれたそうです。

ニュースリリースには、動画のURLが含まれ、「エナジーハーベスト型スマートブイ」のアニメーションや開発者のインタビュー、実験の様子も公開されています。
https://www.youtube.com/watch?v=HLVBCgltL8U

特許技術は、公報によって公開されていますが、内容を理解することは骨が折れることが多いですね。

特許技術も、この「エナジーハーベスト型スマートブイ」のように動画やイラスト等で技術を説明することができれば、特許技術がその技術を使いたい人に十分に理解され、ライセンス契約に繋がったり、さらに新たな技術開発を促すことができそうです。

技術を分かりやすく説明する「技術」は、これからますます重要になると思われます。

さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です