北海道大学、富良野市、日本オラクルの3者は、富良野市のスマートシティ推進施策を共同で立案していくと発表したと記事が伝えています。
https://news.mynavi.jp/article/20210811-1944235/
具体的には、2021年度北海道大学の博士課程学生を対象とした教育プログラムの履修科目として、ワークショップが6回実施され、日本オラクルが参加学生にコーチング、デジタル技術の活用およびデータ分析のトレーニングを行い、参加学生は富良野市から提示された2つの課題に対して施策の提案を行い、富良野市は施策案を参考に実証実験の検討を行うそうです。
https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/210811_pr.pdf
行政×企業×大学で、地域の課題を具体的に解決していく試みが新しいと思います。
特に、日本オラクルによって、学生に対するコーチング、デジタル技術の活用およびデータ分析のトレーニングがオラクルのクラウド・サービスを活用して行うことは、机上の理論だけでなく、実際にITを活用して課題を解決できる人材を生み出すうえで有効な方法ではないかと思います。
このような試みが多くの大学で行われるといいですね。
さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com