感染者の排泄物は症状が出る前でもウイルスが含まれていることを利用して、下水からコロナの流行をつかむ実証実験が各地で行われていると記事が伝えています。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/210503/cpc2105030928001-n1.htm
そのような取り組みの1つとして、塩野義製薬と北海道大学とが共同で大阪府内10カ所の下水処理場でモニタリングを開始したそうです。
北海道大学のプレスリリースはこちらです。
https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/210414_pr3.pdf
塩野義製薬のプレスリリースはこちらです。
https://www.shionogi.com/jp/ja/news/2021/03/210319.html
塩野義製薬のプレスリリースでは、ロボティック・バイオロジー・インスティテュート株式会社(RBI)と株式会社iLACという、新たな技術を持った企業と協業して、「下水疫学に基づきウイルス感染症流行及び変異株の侵入・発生動向を早期に検知し,大量検査の実施が可能な自動解析体制を構築」が行われるようです。
感染者数が急拡大していた、4月15日からのモニタリングなので、貴重な情報が得られるのではないでしょうか。
さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com