意匠・商標出願動向調査の令和2年度意匠マクロ調査、商標マクロ調査を掲載されたそうです(2021年4月20日)。
https://www.jpo.go.jp/resources/report/gidou-houkoku/isyou_syouhyou-houkoku.html
出願動向調査の活用メリットや企業での活用事例もパンフレットとしてまとめられています。
https://www.jpo.go.jp/resources/report/gidou-houkoku/tokkyo/document/index/pamphlet.pdf
パンフレットには、主に特許情報についての活用が記載されていますが、上記のページには、出願動向調査として、令和2年度の意匠・商標のマクロ調査が公開されいます。
また、意匠については、「筆記具」をテーマとして、意匠出願と特許出願から動向分析したレポートが公開されており、大変興味深いものがありました。
https://www.jpo.go.jp/resources/report/gidou-houkoku/tokkyo/document/index/needs_2020_stationery.pdf
通常、出願動向調査では、特許出願に基づいたものが多いですが、「筆記具」のようなデザインが購買意欲を高めるようなものについては、意匠も多数出願されており、「筆記具」の機能として生み出された発明を具現化するものとしてのデザインを意匠権として保護することによって、自社で生み出した技術を包括して保護できるという観点は、具体的に参考になりました。
どのように、自社の知的財産を守っていくかを考える際のヒントの1つとして、「ニーズ即応型の技術動向調査 テーマ名:筆記具」をチェックしてみてはいかがでしょうか。
さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com