特許庁は、2021年8月5日に「拒絶されない商標出願をするための出願支援ガイド」を発行しました。
https://www.meti.go.jp/press/2021/08/20210805002/20210805002.html
このガイドは、基本的には、商標を使用したい会社などが自身で出願ができるように、出願時に考えておかないといけない事項について詳しく説明されています。
https://www.jpo.go.jp/resources/report/sonota-info/document/panhu/shutugan_shien.pdf
実際に、上記のURLにアクセスして内容を見ていただくと分かりますが、検討しなければいけないことは多岐に渡ります。
会社に知財部があり、商標や特許について日常的に考えている方がいればよいですが、ベンチャー企業や中小企業では、他の業務と兼務して商標出願について、これらの細かなことを検討するのは、負担が大きいと思います。
そのような場合には、弁理士に依頼していただいたほうが検討にも漏れがなく、自社の業務に関して指定商品や指定役務の提案もしてもらえて、改めて自社の業務について将来の事業も含めて考える機会が得られます。
自社の状況に応じて、自身で商標出願するのか、知財に関する専門家である弁理士に依頼するのかを決められるとよいと思います。
さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com