川崎市のベーカリー「カフェくもい」が、開放特許を活用して2種類の「健康食パン」を開発したと記事が伝えています。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC1127N0R11C21A1000000/
記事には、「カフェくもい」は、中小企業の新事業展開を支援する川崎市の「知的財産マッチング」を利用したとの記載もあり、川崎市は、以前から「川崎モデル」として、大企業が持つ開放特許等の知的財産を中小企業に紹介し,自社製品開発等を総合的に支援する事業が有名ですが、この事例もその事業の一環のようです。
「川崎モデル」の紹介は、こちらです。
https://www.ipaj.org/bulletin/pdfs/JIPAJ12-3PDF/12-3_p050-060.pdf
川崎市知的財産マッチング事業とは
https://www.kawasaki-net.ne.jp/chitekizaisan/matching/
開放特許データベース
https://plidb.inpit.go.jp
開放特許データベースには、さまざまなライセンス可能な特許が公開されていますが、特許発明に馴染みがなく、なにをポイントに探したらよいか分からない企業の方々にとっては、「川崎モデル」のような伴走型の支援が特に有効だと思います。
このような支援を行なっている公的機関もありますし、弁理士に相談されてもよいと思います。
知財総合支援窓口
https://chizai-portal.inpit.go.jp
さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com