国土交通省は、車両がドライバーの異常を検知し自動で安全に停止するシステムについて、機能の統一の基準を定め、普及を促すと記事が伝えています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211103/k10013332661000.html
国土交通省による先進安全自動車(ASV)推進計画は、1991年度から25年以上にわたり、活動してきたそうで、第6期(2016~2020 年度)のパンフレットはこちらです。
https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/01asv/data/asv6pamphlet.pdf
要素技術も成熟し、「ドライバー異常時対応システム」が各社で実現しているようですが、その機能についての基準を策定し、2023年9月以降に発売される安全システム搭載新型車(バス、トラックを含む全ての自動車が対象)に適合を義務付けそうです。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/211122/bsc2111221643002-n1.htm
技術がまた1つ発展し、大切な命を守る可能性がでてきました。
日々の技術の発展は、大きなものではないかもしれませんが、どの方向に向かうのか、技術発展の方向を指し示す行政の役割は大きいものだと思います。
さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com