令和3年版科学技術・イノベーション白書公開

少し前の話になりますが、2021年6月8日に『令和3年版科学技術・イノベーション白書』が閣議決定されたそうです。
https://scienceportal.jst.go.jp/gateway/sciencewindow/20210611_w01/index.html

令和3年版 科学技術・イノベーション白書
https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpaa202101/1421221_00023.html

扉絵(イラスト)
https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpaa202101/detail/1421221_00020.html

扉絵は、Society 5.0で実現する社会の様子が詳細に描かれていて、扉絵が本文への目次の役割もしています(クリックすると本文へ飛びます)。

サブタイトルとして、「仮想空間と現実空間の高度な融合→人間中心の社会」が記載されており、イラストを見ることによって、具体的にどのような世界の実現を目指しているのか、イメージすることができます。

このブログでも、企業や大学でのさまざまな研究や技術開発を紹介していますが、これからは、それらを技術の組み合わせて、社会全体の構造を考えていく時代なのかもしれません。

映画やSF小説で語られてきた世界が実現する可能性に、ちょっとワクワクしてしまいますね。

このような世界を実現するためには、上記の記事のなかでも触れられているように基礎研究力の強化がますます重要になりますが、記事には「大学部門の研究開発費の指数は2000年を1とした場合、2018年はアメリカが2.5、ドイツが2.2、フランスが1.8、イギリスが2.3、中国が19.0、韓国が4.5であるのに対し、日本は0.9とむしろ減少している。」と記載されています。

研究開発にはお金がかかるので、必要な投資がきちんと行われているかにも注目すべきだと思います。

さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com

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