ダイキンと京セラ:起きてすぐ頭がさえる目覚まし開発

ダイキン工業と京セラはが、光と空気の刺激で人を優しく起こす「パフォーマンス向上起床システム」の効果の確認を発表したと記事が伝えています。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2110/13/news122.html

ダイキン工業のニュースリリースは、こちらです。
https://www.daikin.co.jp/press/2021/20211013/index.html

京セラのニュースリリースは、こちらです。
https://www.kyocera.co.jp/newsroom/news/2021/001697.html

ダイキン工業の空気の渦輪制御技術と、京セラのLED照明「CERAPHIC®」によって、起床時に脳の活性度が高く、快適な目覚めを提供してくれるそうです。

ダイキン工業は、J-Platpatで検索すると、25,289件の特許出願を行なっていますが、今回の渦輪制御技術についても、すでに特許出願されていました。

気流放出装置、就寝者支援装置、及び時間報知装置(特開2020-079694)
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-2020-079694/D4B821C604DE413959F6B23AE367D011B4C49561B50BDBC595E9E1AE6D4ABB49/11/ja

まだ権利化はされていないようですが、特許出願しておくことによって、自社技術の外縁が明確になり、他社と共同開発を行う場合も自社の技術範囲に疑義が生じることはありませんね。

渦輪発生装置(特許6711383)は、特許されています。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-6711383/227E73C7CA5DE61DD8AD697376BF16B8CE3405E5CEAD9C9697559735DDC69CCB/15/ja

このように、ダイキン工業のような大企業であっても、きちんと自社の技術を知財として守るという姿勢は、技術が資本のスタートアップや中小企業でも、しっかり見習うべきだと思います。

さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com

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