少し前の記事ですが、クボタが国内初の無人運転田植え機を実用化し、2021年春の田植えシーズンから活用されていると記事が伝えています。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/05682/
特許庁の令和2年度の特許出願技術動向調査テーマには「スマート農業」があり、結果概要が下記に公開されています。
https://www.jpo.go.jp/resources/report/gidou-houkoku/tokkyo/document/index/2020_01.pdf
そのなかで、「2018 年の農機会社の売上ランキングは、1位が米国の Deere、2位がオランダの CNH、3位が日本のクボタであった。」との記載があり、クボタ社とDeere社の連携相関図が6ページの図5に記載されています。
これを見ると、多くのソフトウェア企業との連携やベンチャー企業への出資を行なっており、記事にあった「農業DX」の実現が具体性を帯びてきます。
そのほかにも、「スマート農業」の日本および各国の政策や、「AI(人工知能)」が付与された特許の出願傾向、提言・示唆なども記載されています。
さまざまなテーマについて、多くの費用をかけて作成されている報告書ですので、自社の事業に関係する項目については、チェックしてみてはいかがでしょうか。
https://www.jpo.go.jp/resources/report/gidou-houkoku/tokkyo/index.html
さわべ特許事務所
https://sawabe-pat.com